早起きニューヨーカー

ウェストビレッジに住んでいた頃、学生やアーテストが多く、ネクタイした会社員風なのは余り見かけない。
6時頃起きる、学生達で満員の小さなカフェ(日本なら定食屋みたいな)でコーヒーとエッグ、サンドイッチ、ハンバーガーなど、その日の気分で食べる。ニュースペーパーは最初の誰かが持っていたものが隣へと回ってくるので買う必要はない・・野外コンサートでは火のついたマリファナが新聞みたいに回ってきたりする・・これはパスしよう!
新聞は分厚く5センチくらいの厚みだったり・・音楽、殺人、仕事、出会い系・・などなど、たっぷり記事があってけっこうちゃんと読むと時間がかかるからチラ見で隣の人に渡す。朝から油っぽいソーセージ、ベーコン、ハンバーグなどたっぷり食べて行く人やコーヒーにトーストだけとか、、マア日本の朝ごはんよりカロリーは高い、太るよね。外を歩けば早朝ジョギンしてる人が多い・・マリーも走っていたけどペースが遅いと、根性なし!とかヤジられるのでやめた。ニューヨーカーは足早、東京と同じペースだ、どこも都会は忙しいって事か・・。朝から音楽が聞こえ1日中絶えることはなく、夏の公園の噴水は入るものと決まってるように犬も人間も楽しく水浴び・・こんな事に慣れてしまったマリールウは東京の公園の噴水でゴールデンと入っていたら怒られた。違うなあ・・。アメリカはフリーダム、自分で責任を負えればなんでもできそうな国。アメリカンドリームって言葉の意味がよくわかる。頑張れば夢に手が届く。その頑張り方もハンパじゃない!音楽の世界は厳しい、スターの道は遥か彼方。才能があるか、なかろうが、とにかく、真っ直ぐ夢に向かっている人を多く見た。自分もその一人。ゴールは各自が決めること。マリーはゴールはない、輝くステージもない・・でも、いいさ!といつかはきっと!と心に夢を抱き続けNYのアチコチに住んだ。その場所ならではの生活をし、さまざまな体験をし、多くの友人もでき、良かったと思ってる。観光はしたことがない。他国に住むって事はいずれ日本に帰ると決めているのだから、どこを見ても観光気分。それでじゅうぶんだった。今日は天気もいいし空を見上げNYの友人たちは元気かな?と朝から思い出に耽ってしまった。インターネットがなかった時代・・NYから実家にコレクトコール電話した時、アメリカのオペレーターが父に英語でコレクトロールの許可を取る、その際、電話口にいる私にも聞こえ、父が”なんだ、なんだ、これ?”と母に助けを求めていた、、すかさず私は”お父さんさんイエスって言って”と無事に父はイエスと言った。父は”頼むからハローって言わないとこに住んでくれ”といった。父の寂しさが伝わってホロリ・・。”もうすぐ帰るからね”と言って、その夜はスーパーで75セントの牛肉を買い塩コショウで焼いて(この頃はこれでもおいしかった)1本、1ドル50セントのワインを飲み、お父さん、お母さん、ゴメンネまだ帰れないよ、と心で詫び、シクシク泣きながら一人デイナーした・・・。
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by marieloumarie | 2010-06-03 09:50